【9月12日 AFP】国連(UN)は12日までに、北朝鮮北東部で発生した大規模な洪水による死者数が133人に増えたと発表した。行方不明者は395人に上っているという。

 国連人道問題調整事務所(OCHA)の11日付の声明は、北朝鮮政府の発表として、豆満江(Tumen River)沿いの地域で10万7000人が避難を余儀なくされていると述べている。また、住宅3万5500棟が被害を受け、うち69%が全壊したほか、公共の建物も8700棟が被害に遭ったという。

 このほか農地1万6000ヘクタールが冠水し、少なくとも14万人が緊急支援を必要としているという。(c)AFP