【9月10日 AFP】(更新、写真追加)バングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)北郊の産業都市トンギ(Tongi)にある工場で、ボイラーが爆発して大規模な火災が発生し、少なくとも25人が死亡、70人が負傷した。負傷者の多くは重体。当局者らが10日、発表した。

 火災が起きたのは国内外のブランド向けに包装用品を供給する工場。爆発による火災が発生したのは10日午前6時(日本時間同日午前9時)ごろで当時、4階建ての工場では約100人が働いていた。

 工場の1階には化学薬品が保管されていたとみられ、これにより炎が急速に拡大した可能性があるという。

 トンギの公立病院の医師はAFPに対し、死者は25人、負傷者は少なくとも70人に上ったと述べた。重傷の被害者は首都ダッカの病院に搬送されたが、「うち数人は重篤」だという。(c)AFP