【9月7日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)の南米予選は6日、第8節の試合が各地で行われ、ブラジルはエースのネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が決勝点を決めて2-1でコロンビアに勝利し、復調の流れを維持した。

 マナウス(Manaus)のアレーナ・アマゾニア(Arena da Amazonia)にコロンビアを迎えたブラジルは、前半2分にCKからミランダ(Miranda)がヘディングシュートを決めて先制した。ミランダにとっては、31歳の誕生日直前にうれしい代表初得点となった。

 その後、前半36分にマルキーニョス(Marcos Aoas Correa 'Marquinhos')がオウンゴールを献上してしまい、同点に追いつかれたブラジルだったが、迎えた後半29分にネイマールの得点で勝ち越しに成功し、因縁の相手コロンビアから勝利を収めた。

 コロンビア戦に良い思い出のないネイマールにとっては、とりわけうれしい勝利となった。母国で開催した2年前のW杯(2014 World Cup)で、ネイマールは大けがをさせられて大会からの離脱を強いられると、2015年のコパ・アメリカ(2015 Copa America)では相手に暴行しようとして退場処分となり、4試合の出場停止を科された。

 長丁場の南米予選だが、ブラジルはこれで8試合を終えて勝ち点を15に伸ばし、アルゼンチンを得失点差でかわして2位に浮上した。勝ち点1差の首位にはウルグアイが立っている。

 同日の試合でウルグアイは、ホームのモンテビデオ(Montevideo)にパラグアイを迎え、エディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)が2得点を記録するなど4-0で快勝した。

 ベネズエラとのアウェーゲームに臨んだアルゼンチンは、相手に2点を先行される苦しい展開となったが、終盤にニコラス・オタメンディ(Nicolas Otamendi)のゴールで追いつき、2-2の引き分けに持ち込んだ。(c)AFP