【9月6日 AFP】米アメリカンフットボール(NFL)のサンフランシスコ・フォーティナイナーズ(San Francisco 49ers)は5日、男性2人に対する暴行容疑で逮捕されたフルバック(FB)のブルース・ミラー(Bruce Miller)を解雇した。

 身長188センチで体重113キロのミラーは、4日の深夜に米カリフォルニア(California)州サンフランシスコ(San Francisco)のフィッシャーマンズワーフ(Fisherman's Wharf)にあるホテルで暴行事件を起こし、警察に拘束された。

 報道によれば、29歳のミラーはホテルにチェックインしようとして満室であることを伝えられると、暴れ始めた揚げ句に各部屋のドアをたたき出したとされている。これで老夫婦が起こされ、隣の部屋にいた29歳の息子が2人を助けに来ると、ミラーが襲い掛かってきたという。

 70歳の父親は制止しようとした際に、ミラーに顔を殴られて骨折を負わされた。被害者となった親子は、事件後に病院へ搬送されている。

 5日に事件の一報を受けたフォーティナイナーズは、「ブルース・ミラーに関するマスコミの報道を把握している。現在この事件の情報を収集しているところで、これから状況を注視していく」とコメントしていた。しかし、数時間も経過しないうちに「ブルース・ミラーを解雇した」と発表した。

 今回の決断に至った要因は、昨年3月にも配偶者への暴力で逮捕されるなどミラーの問題行動が続いていたことが挙げられる。この問題でミラーは軽犯の罪を認め、16週間にわたる反家庭暴力プログラムへの参加を科された。

 2011年のドラフト7巡目指名でフォーティナイナーズに入団したミラーは、昨季5試合に先発出場し、6回のキャリーで合計14ヤード、1タッチダウンを記録している。(c)AFP