■「少しうるさすぎる」

 前日の男子シングルス2回戦で、大会初の屋根が閉じられたアーサー・アッシュ・スタジアムでプレーした第4シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)も、騒音について驚いたと認めている。

「いつもより少しうるさかったね。ここでは長い間プレーしてるけど、試合中に、あれほどの騒音は記憶にない。少し奇妙な感じがした。プレーの途中で、少しうるさすぎると感じた場面もあった」

 その一方でナダルは、世界最大規模のテニススタジアムであるアーサー・アッシュ・スタジアムについて、問題の主な原因は長い時間おとなしく座っていられないニューヨーク(New York)のファンにあるとの考えを示した。

 30歳のナダルは、すでにチェンジエンドが終わっていても、ファンの移動を許していることついて、係員にはもっと仕事に徹してほしいと要望し、 「いつも待たされている。あのコートはとても大きいので、難しいのは分かっているけどね」と語った。(c)AFP/Dave JAMES