【9月2日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)アジア最終予選が1日、各地で開幕し、不可解な判定に苦しめられた日本は、ホームでアラブ首長国連邦(UAE)に1-2で敗れ、黒星スタートとなった。

 日本は前半11分、イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)に所属する本田圭佑(Keisuke Honda)のヘディングで先制するも、UAEはアハメド・ハリル(Ahmed Khalil)が直接フリーキックとPKを決めて逆転に成功した。

 そして迎えた終盤、日本は浅野拓磨(Takuma Asano)のゴールが決まって同点に追いついたかのようにみえたが、疑惑の判定により得点は認められず、第16回アジアカップ(2015 AFC Asian Cup)準々決勝で敗れた雪辱を果たすことはできなかった。

 UAEのGKハリド・エイサ(Khalid Eisa)によってかき出された浅野のシュートは、リプレー映像を見るかぎり、ボールがゴールラインを割っていた。しかし、カタール人のアブドゥルラフマン・アルジャシム(Abdulrahman Al Jassim)主審は、これをノーゴールと判定し、日本の抗議を受け入れなかった。

 日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ(Vahid Halilhodzic)監督は試合後、「審判の笛は受け入れがたい。ひどい結果だ」とコメントし、判定に不満をあらわにしていた。

「彼ら(日本)にはかなりのチャンスがあった。フリーキックとPKでの失点はそれぞれ防げたものだった」

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