アイルランド代表引退のキーン、最後の試合で最多得点記録を更新
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【9月1日 AFP】サッカー国際親善試合は31日、アイルランド・ダブリン(Dublin)で行われ、アイルランドは代表通算146試合目が代表引退試合となったロビー・キーン(Robbie Keane)が、同国歴代最多得点記録を更新する通算68点目を挙げるなど、4-0でオマーンに快勝した。
前半30分にボレーを決めた米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(LA Galaxy)に所属するキーンは、西ドイツの伝説的な点取り屋、ゲルト・ミュラー(Gerd Mueller)氏の代表戦歴代通算得点数に並んだ。
前線でコンビを組んだジョン・ウォルタース(Jonathan "Jon" Walters)からボールを受けたキーンは、ペナルティーエリア内でボールを浮かせてオマーンのDFの頭上を破ると、完璧なコントロールでシュートをネットに突き刺し、おなじみのパフォーマンスを観客に披露した。
試合前にはアイルランドの大統領がスピーチし、元ブラジル代表のレジェンドであるペレ(Pele)氏や元イングランド代表のスティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)、ロックバンド「U2」のボーカルのボノ(Bono)らのビデオメッセージが流されたが、この試合でキャプテンを務めた36歳のキーンがアビバ・スタジアム(Aviva Stadium)の観客に披露したかったものは、ゴールだった。(c)AFP/Ciaran O'Raghallaigh