【8月31日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が、米国のテクノロジー雑誌「ワイアード(Wired)」の今秋号で客員編集長を務めることが分かった。同誌が30日に明らかにした。同誌によると、現職の大統領が雑誌の客員編集長に就くのは初めてという。

 オバマ氏が客員編集長を務める11月号のテーマは「フロンティア」。「ワイアードと同様、第44代大統領(オバマ氏)はとびきりの楽観主義者だ。特別号でオバマ氏は、未来について、人類が前進するために克服すべき次なる障害について特集する方針だ」(同誌)としている。

 ワイアードのスコット・ダディッチ(Scott Dadich)編集長は「今日のテクノロジーがいかに政治指導者に影響を与えるのかを論じたい。このテーマの追求で手を借りるのにオバマ大統領に勝る人物はいない」と述べている。

 オバマ氏は2017年1月20日に、55歳で2期8年間の大統領の任期を終える。

 オバマ氏が雑誌の仕事をするのはワイアードが初めてではなく、ファッション誌「グラマー(Glamour)」の9月号にフェミニズムについてのエッセーを寄稿している。(c)AFP