【8月21日 AFP】リオデジャネイロ五輪は20日、陸上男子と女子の4×400メートルリレー決勝が行われ、ともに米国が優勝を果たした。

 米国男子は、北京五輪の同種目優勝メンバーとして唯一この日のレースに臨んだラショーン・メリット(LaShawn Merritt)がアンカーを務め、2分57秒30で完勝を飾った。

 アンカーのジャボン・フランシス(Javon Francis)が最後の直線で驚異の走りを見せたジャマイカが2分58秒16で2位に入り、前回王者のバハマが2分58秒49で3位に入った。

 一方で米国女子は6大会連続での優勝を飾り、アリソン・フェリックス(Allyson Felix)が女子の陸上選手として史上最多となる通算6個目の金メダルを手にした。フェリックスは19日に行われた4×100メートルリレーでも金メダルを獲得している。

 第15回世界陸上北京大会(15th IAAF World Championships in Athletics Beijing)で400メートルを制したフェリックスは、最終走者としてバトンを受け取り、米国チームは3分19秒06のタイムでフィニッシュした。

 ジャマイカが3分20秒34で銀メダル、英国が3分25秒88で銅メダルを獲得した。(c)AFP