【8月20日 AFP】19日に行われたリオデジャネイロ五輪の陸上男子競歩50キロメートルで、 3位でフィニッシュしながらも失格になっていた荒井広宙(Hirooki Arai)だが、処分を不服とした日本陸上競技連盟(JAAF)の抗議が認められ、銅メダル獲得が確定した。

 荒井は当初、 トップと26秒差の3位でレースを終えていた。しかし、レース中にエバン・ダンフィー(Evan Dunfee)と接触したことが進路妨害だとするカナダチームの抗議で失格となり、銅メダルは4位のダンフィーが繰り上がりで獲得するとされていた。

 金メダルは、第15回世界陸上北京大会(15th IAAF World Championships in Athletics Beijing)の同種目王者マテイ・トス(Matej Toth、スロバキア)が3時間40分58秒で獲得。

 トスと18秒差の2位には、ロンドン五輪金メダリストのジャレッド・タレント(Jared Tallent、オーストラリア)が入り、五輪連覇は逃したものの銀メダルを獲得した。(c)AFP