シャルケの内田が再度帰国へ、膝の故障が悪化
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【8月19日 AFP】サッカー日本代表DFの内田篤人(Atsuto Uchida)が、以前から故障に悩まされている膝を治療するため、19日にも帰国することになった。所属するドイツ・ブンデスリーガ1部のシャルケ04(Schalke04)が明らかにした。
故障で昨シーズンを全休した28歳の内田は、2年前から膝の問題を抱えており、2015年4月の再発以降は戦列を離れている。
日本代表74キャップの内田を欠く中、シャルケは今月27日のフランクフルト(Eintracht Frankfurt)戦で今シーズンのリーグ開幕を迎えることになる。
日本でしばらくリハビリに専念していた内田は、シャルケに合流してシーズン前の練習に臨むため、先月独西部ゲルゼンキルヒェン(Gelsenkirchen)に戻ったものの、再び状態が悪化し、日本の専門医による治療を受けるため帰国することになった。
シャルケのスポーツディレクターを務めるアクセル・シュスター(Axel Schuster)氏は、独誌キッカー(Kicker)の取材に、「彼はたくさんの希望と高揚とともに、ここへ戻ってきた。オーストリアでの合宿中は、U-23のチーム練習に参加していた。しかし残念ながら、膝は十分に回復しておらず再び悪化させてしまった」とコメントした。
「(日本で)しばらく治療することになる。おそらく14日ほどの予定で、具体的には注射などの治療が行われる」
右サイドバックの内田は、2015年3月を最後に実戦から遠ざかっており、クラブの意に反して日本に帰国して膝の手術を受けていた。シャルケとの契約は2018年6月に満了する。(c)AFP