【8月18日 AFP】ブラジルの連邦裁判所は17日、9月に開幕予定のリオデジャネイロ・パラリンピックへの公的資金注入の差し止め命令を取り下げた。

 連邦裁判所は先週、財政難に陥っているパラリンピック大会組織委員会による資金の使途をめぐる不透明性を理由に、同組織への支払いを差し止めるよう命じていた。

 大会組織委員会は、政府からの支援が滞っていたことから、複数の国に約束していた渡航費の援助ができないでいた。渡航費の援助がなければ、大会への参加を見送らざるを得ない貧しい国もある。(c)AFP