【8月13日 AFP】リオデジャネイロ五輪は12日、サッカー女子準々決勝の試合が行われ、五輪4連覇を目指していた米国は、スウェーデンとのPK戦に3-4で敗れ、大会から姿を消すことになった。

 女子サッカーが五輪の正式種目に採用されて以来、米国はこれまで金メダル4個、銀メダル1個を獲得しており、五輪で喫した敗戦は今回で通算3度目となる。

 スウェーデンは後半16分にスティーナ・ブラックステニウス(Stina Blackstenius)のゴールで先制すると、米国は同33分にアレックス・モーガン(Alex Morgan)のゴールで試合を振り出しに戻した。

 同点で迎えた延長戦でも決着がつかず、試合はPK戦に突入すると、世界ランク1位の米国はモーガンと途中出場のクリステン・プレス(Christen Press)が失敗した。

 一方、2008年の北京五輪と2012年のロンドン五輪で米国を金メダルに導いたピア・サンドヘージ(Pia Sundhage)監督の率いるスウェーデンは、リサ・ダールクヴィスト(Lisa Dahlkvist)が決着をつけるキックを落ち着いて決めた。

 スウェーデンは16日に行われる準決勝で、開催国ブラジル対オーストラリアの勝者と対戦する。(c)AFP