【8月12日 AFP】タイの首都バンコク(Bangkok)南郊の人気観光地ホアヒン(Hua Hin)で11日夜、2度の爆発があり、タイ人女性1人が死亡、外国人を含む19人が負傷した。警察が明らかにした。

 1度目の爆発は同日午後10時(日本時間12日午前0時)すぎ、歓楽街に立ち並ぶバーのそばで発生。その30分後、50メートル離れた場所で2度目の爆発があった。

 地元の警察官はAFPに対し、「2つの爆弾により、タイ女性1人が死亡し、19人がけがをした。負傷者のうち3人が重傷。7人は外国人で女性が4人、男性が3人だった」と明かした。

 また別の警察官も爆弾事件があったことを認め、動機や使用された爆発物の特定に向けて捜査を進めていると述べた。

 タイでは政情不安下での小規模な爆破事件は珍しくないが、ここ1年間はほぼ起きておらず、観光地が狙われることはまれ。(c)AFP