リオ五輪3冠へ過密日程のナダル、シモン破り準々決勝へ
このニュースをシェア
【8月12日 AFP】リオデジャネイロ五輪は11日、テニスの男子シングルス3回戦が行われ、大会第3シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は7-6(7-5)、6-3で第15シードのジル・シモン(Gilles Simon、フランス)に勝利し、準々決勝に進出。今大会で3冠を達成するためには4日間で10連勝しなければならないナダルは、偉業に向けてまず1勝目を挙げた。
四大大会(グランドスラム)通算14勝を誇り、2008年北京五輪の金メダリストでもあるナダルは、左手首の故障で全仏オープンテニス(French Open 2016)の棄権を余儀なくされて以来、今大会で2か月ぶりの実戦復帰を果たしており、この日の勝利で対シモン戦の通算戦績を8勝1敗としている。
ナダルは試合後、「試合に勝った。勝ったということが重要なんだ。準々決勝に進出できたというのは良いニュースだ。数日前まではここまで勝ち上がれるとは想像していなかったけれど、勝利への欲求と高いエネルギーで、どんな場面でもベストを尽くせている」と語った。
前日に予定されていたテニスの全試合が順延になった影響で、今後は厳しい日程が見込まれるため、現在30歳のナダルは、これからけがの状態や体力が不安要素になるとみられている。
ナダルはこの後に行われるマルク・ロペス(Marc Lopez)との男子ダブルスで、カナダのダニエル・ネスター(Daniel Nestor)/バセック・ポスピシル(Vasek Pospisil)組と対戦。そして全仏女王ガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza)と組む混合ダブルスで、チェコのルーシー・フラデカ(Lucie Hradecka)/ラデク・ステパネク(Radek Stepanek)組との対戦を控えており、この日だけで3試合を戦う予定になっている。
シングルスの試合を終えたナダルは、「これからが重要だ。ダブルスが最もメダルに近い。全身全霊で戦う」と語った。
一方、2か月間も実戦を離れていた影響を感じさせないプレーを見せたナダルについて、シモンは「ナダルは僕より力がある。勝つのは難しい。今日も長いラリーが多くある中で、3、4ポイント連続して落としてくれなかった。体力的に問題は何も見当たらなかった」と語った。(c)AFP/Dave JAMES
