【8月11日 AFP】リオデジャネイロ五輪は10日、サッカー男子1次リーグの試合が各地で行われ、グループAのブラジルは4-0でデンマークを下し、準々決勝進出を決めた。

 南アフリカ戦とイラク戦の2試合で無得点の引き分けに終わっていたブラジルは、FCバルセロナ(FC Barcelona)のスター、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の得点こそなかったものの、ガブリエウ・バルボサ(Gabriel Barbosa)が2得点、ガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)とルアン(Luan Guilherme de Jesus Vieira)が1ゴールずつを決めた。

 この勝利でグループ首位に浮上したブラジルは、13日の準々決勝でコロンビアと対戦する。同グループからはデンマークも8強入りを決めている。

 一方で五輪で2度金メダルを獲得しているアルゼンチンと、前回大会王者のメキシコが大会から姿を消している。

 グループDの初戦でポルトガルに敗れ、2戦目はアルジェリアに勝利していたアルゼンチンは、同様の結果により1勝1敗でこの日を迎えたホンジュラスに得失点差で上回られていたため、勝ち上がるためには勝利が必要だったが、1-1の引き分けで試合を終えた。

 グループCのメキシコは韓国に0-1で敗れ、1勝1敗1分けで組3位に終わった。このグループからは首位の韓国と2位のドイツが8強入りを果たしている。

 グループBでは、突破を決めていたナイジェリアに勝利したコロンビアが2位に入り8強進出を決めた。日本は1-0でスウェーデンを下して初勝利を挙げたが、グループ3位で敗退が決まった。(c)AFP