女王セレーナがスビトリーナに敗れる波乱、リオ五輪から姿消す
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【8月10日 AFP】(更新)リオデジャネイロ五輪は9日、テニスの女子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は4-6、3-6で第15シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)に敗れた。
セレーナは、姉ヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)と組んだ女子ダブルス初戦でも敗れており、この黒星で自身5つ目の金メダルのチャンスを失うとともに、大会から姿を消すことになった。
ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2016)女王のセレーナは、ロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2016)欠場の理由でもあった肩の負傷が明らかに影響している様子で、試合中に「肩が、肩が」と叫ぶ場面もあった。
スビトリーナ戦はこれまで4戦負けなしだったセレーナだが、この試合ではミスが頻発。第2セットの第7ゲームでは5本のダブルフォールトを犯してブレークを許し、五輪のシングルスでは最も早い段階で敗れ去った。
セレーナは試合後、「もちろん、すごく残念です。ですが今日は強い方の選手が勝ちましたし、次が待ちきれません。きっとすごくいい試合になるでしょうし、楽しみにしています」と話した。
「素晴らしい機会でした。望んでいた形にはなりませんでしたが、少なくともリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)へたどり着くことはできました。今回はそれも目標の一つでした」
一方、勝利した21歳のスビトリーナは、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)を2度制覇しているペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)と準々決勝で対戦する。
かつてセレーナのライバルの一人だったジュスティーヌ・エナン(Justine Henin)氏に師事するスビトリーナは、第1セットの中盤にブレークを奪うと、迎えた第10ゲームをサービスエースで締めてこのセットを先取した。
第2セットでも、スビトリーナは序盤にブレークを奪ってゲームカウント3-1と先行すると、セレーナにブレークバックを許して3-3のタイに持ち込まれたが、第7ゲームのセレーナの乱調が勝負の分かれ目となり、そのまま勝利をものにした。
スビトリーナは、「セレーナとの対戦成績はあまり気にしていませんでしたが、まさか勝てるとは思っていませんでした。彼女のミスを期待しないよう自分に言い聞かせていました。とにかく集中して戦おうと」とコメントした。
「目の前の1本に集中して、リラックスして打ちました。特に第2セットは競っていましたから、それを心がけていました」
7日の男子シングルスでは、第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が1回戦で敗れる波乱が起こっていたが、女子シングルスでも、これで8強に勝ち残った上位10シードはわずか2人となり、多くの選手に優勝のチャンスが生まれている。(c)AFP
