【8月9日AFP】リオデジャネイロ五輪は8日、7人制ラグビー女子の決勝が行われ、オーストラリアが24-17でニュージーランドを下して初代女王に輝いた。

 優勝候補のオーストラリアは、相手のポーシャ・ウッドマン(Portia Woodman)が故意のノックオンと判定されシンビンとなった前半終了間際と後半開始直後に2つのトライを決めるなど、トライ数で4対3とニュージーランドを上回った。

 1924年のパリ五輪まで男子15人制で計4回行われていた五輪のラグビー競技は、今大会から7人制として正式種目となっていた。

 一方、プールステージで英国に0-22で惨敗していたカナダは、同じカードとなった3位決定戦を33-10で制して銅メダルを獲得。以下の順位は、米国が19-5でフランスを破り5位、スペインが21-0でフィジーを圧倒して7位となっている。

 さらに、9位決定戦で日本に33-5で勝利を収めたブラジルが、来季のワールドラグビーセブンズシリーズ(2016-17World Rugby Sevens Series)に出場できるコアチームの座を確定している。(c)AFP/Luke PHILLIPS