【8月9日 AFP】リオデジャネイロ五輪に出場している男子テニスのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)が7日、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を破った試合を「キャリアの中で最高の試合の一つ」だとして自画自賛した。

 2009年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2009)で優勝しながらも、度重なる手首の負傷と手術で一時は引退の危機に立たされていたデルポトロは、男子シングルス1回戦で第1シードのジョコビッチに7-6(7-4)、7-6(7-2)で勝利。試合後にデルポトロとジョコビッチはネット越しに抱擁を交わし、ともに涙を流した。

 ロンドン五輪でも四大大会(グランドスラム)通算12勝を誇るジョコビッチに勝利し、銅メダルを獲得しているデルポトロは、「本当に素晴らしい試合になった。手首の手術後の影響もあり、今日の試合で勝つことはあまり期待してなかったんだ。フォアハンドが特によかった。全力で強く打つことができた」と語った。

 2010年に世界ランク4位になりながらも、現在は同145位に低迷するデルポトロは、今回の勝利は2012年の前回よりも格別だとしている。「3回の手術から復活することがどれだけ難しいことなのか理解しているので、この勝利は前回よりも大きい。今日の試合はキャリアの中でも最高の試合の一つだ」

 デルポトロはまた、「ノバクはコート上だけでなく、コート外でも偉大なチャンピオンだよ」と述べ、試合に敗れたジョコビッチに対して敬意を表した。

 試合当日に選手村のエレベーターに40分間も閉じ込められるアクシデントに見舞われながらも勝利を収めたデルポトロは、2回戦でジョアン・ソウザ(Joao Sousa、ポルトガル)と対戦する。(c)AFP/Dave JAMES