【8月7日 AFP】リオデジャネイロ五輪は6日、バスケットボール男子予選グループAの試合が行われ、ケビン・デュラント(Kevin Durant)が25得点、ゲームハイの6アシストを記録した米国が、119-62で中国を下した。

 米国のマイク・シャセフスキー(Mike Krzyzewski)ヘッドコーチ(HC)は、「KD(デュラント)はKDだ。彼は世界最高の選手の一人だ。ディフェンスにも手を抜かない。彼のような選手がいてくれてうれしい」とコメントしている。

 2008年の北京五輪でチームが自身抜きで金メダルを獲得した悔しさを忘れていないデュラントは、五輪3連覇に向けて全精力を注ぐことを誓っている。

 2004年のアテネ五輪では3敗して3位に終わったことを受け、「リディーム・チーム(Redeem Team、雪辱を期すチーム)」と呼ばれた北京五輪の代表から外れたデュラントは、「チームの一員になれなかったのは大きな失望だった。自分の順番を待つ必要があることは分かっていた。『リディーム・チーム』として戦いたかった。テレビで試合を見るのはとてもつらかった」と当時を振り返っている。

「今は夢をかなえているところだ。欲しいものを手に入れるためには待たなければならないこともある」

 2012年のロンドン五輪で金メダルを獲得しているデュラントだが、今大会のチームは10人が五輪初出場で、うち6人は初めての国際大会出場となるため、大黒柱としての役割が課されている。

「多くの人間にこんなチャンスはやって来ない。だからこの好機を生かして金メダルを獲得したい」

 デマーカス・カズンズ(DeMarcus Cousins)が17得点、ポール・ジョージ(Paul George)が15得点を挙げた米国は、これにより五輪での中国との対戦成績を6戦全勝としている。

 デュラントは、「金メダルまでのプロセスに飽きることは許されない。われわれは目標を持ってここに来ている。対戦相手への敬意を失ってはいけない」

 オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)を退団したデュラントは、昨季レギュラーシーズン73勝を挙げ、ファイナル制覇にあと1勝に迫ったゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)と契約している。(c)AFP/Jim SLATER