【8月4日 AFP】インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)は3日、スウェーデン・ソルナ(Solna)で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は4-2でレスター・シティ(Leicester City)に勝利し、昨季のリーグ覇者同士の対戦はスペイン王者に軍配が上がった。

 バルセロナは前半、リオネル・メッシ(Lionel Messi)の絶妙なパスからムニル・エル・ハダディ(Munir El Haddadi)が先制点を決めると、ルイス・スアレス(Luis Suarez)が追加点、さらにムニルがこの日2点目を決め、レスターの守備を崩壊させた。

 対するレスターは、後半開始から一挙に7人を交代で送り込んだ。するとそのなかの一人で、この夏CSKAモスクワ(CSKA Moscow)から獲得したアーメド・ムサ(Ahmed Musa)が全力全開のプレーを見せ、後半2分にいきなり50メートルの単独突破から1点を奪取。さらに同21分にはPKから2点目を決めて、チームも1点差に詰め寄った。

 それでもバルセロナは、終盤にラファ・ムヒカ(Rafa Mujica)がダメ押しのゴールを決め、勝利を決定づけた。

 昨シーズン、おとぎ話といわれた奇跡のプレミア制覇を達成したレスターだが、これで親善試合は0-4で敗れたパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)戦に続き連敗となった。しかしこの日は、後半に2得点を挙げたムサという光明も見えた。(c)AFP