【7月29日 AFP】サウジアラビア五輪委員会(SOC)は28日、陸上男子400メートルのアジア記録保持者であるユーセフ・アハメド・マスラヒ(Youssef Ahmed Masrahi)が、ドーピング検査で失格となり、リオデジャネイロ五輪の同国選手団から除外されたと発表した。

 28歳のマスラヒは、今年6月の練習後に受けた検査で陽性反応が出たという。

 SOCは声明で、「サウジアラビア陸上競技連盟(SAAF)の反ドーピング委員会が、透明性の原則を維持するためユーセフ・マスラヒの除外を決定した」と述べた。

 禁止薬物の接種を否定しているマスラヒは、来月7日に聴聞会に臨むことになっている。(c)AFP