【7月29日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王は28日、滞在中のポーランド南部のクラクフ(Krakow)で障害のある若者や介助者らとともに、市内を走るトラムに乗ってカトリック教会の祭典「世界青年の日(World Youth Day)」の会場へ向かった。トラムの電光掲示板には「法王のトラム」の文字が表示され、シートに座った法王は楽しそうな表情で集まった群衆に向けて手を振った。

 環境保護に熱心な法王は好んで公共交通を利用することでも知られており、ブエノスアイレス(Buenos Aires)大司教だった頃もブエノスアイレス市内を地下鉄で移動していた。(c)AFP