【7月26日 AFP】南米ボリビアで、直径1.2メートルの巨大な恐竜の足跡が発見された。研究者が25日、発表した。

 足跡を発見した地元の古生物学者、オマル・メディナ(Omar Medina)氏によると、アベリサウルス科に属する恐竜がこの足跡を残したのは、約8000万年前と考えられるという。

 メディナ氏は、ボリビア南東部にある恐竜化石の「宝庫」とされる場所で、この足跡を発見。AFPの取材には、同国内で「これまでに発見された最大級の足跡化石の一つだ」と語った。

 メディナ氏の試算によると、この足跡を残した二足歩行の肉食恐竜は、体高が約15メートルに達していたと考えられるという。

 直径が2メートルに及ぶ恐竜の巨大足跡は、これまでにフランスやアルゼンチンでも発見されている。(c)AFP