イングランド代表アラダイス新監督が誕生、賛否の声あがる
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【7月23日 AFP】イングランドサッカー協会(FA)は22日、サム・アラダイス(Sam Allardyce)氏をイングランド代表監督に正式に任命した。
2006年、スベン・ゴラン・エリクソン(Sven-Goran Eriksson)監督の後任として候補に名前が挙がりながらもスティーブ・マクラーレン(Steve McClaren)氏に敗れていたアラダイス氏は、自身が指揮官にふさわしい人物であることを10年越しでFAに納得させた。
61歳のアラダイス氏は2年契約を結び、チームを2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)に導く役目を担う。
欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)で小国アイスランドに敗れて16強止まりとなり退任したロイ・ホジソン(Roy Hodgson)前監督の後任となるアラダイス氏は、昨季はサンダーランド(Sunderland AFC)をプレミアリーグに残留させている。
長い指揮官人生の中で待ち望んでいた座をついに手にしたアラダイス氏は、喜びを隠すことをしなかった。
「イングランド代表の監督に任命されてこの上なく光栄だ。これまでずっと求めていた役割だというのは隠すまでもない。英サッカー界で間違いなく最高の仕事だ」
「イングランドが成績を残せるように、ファンにふさわしい成功が手に入れられるように、できることはすべてやっていく。なによりも、イングランドの人々や地域全体が満足いくようにしていかなければならない」
「才能があり、代表チームへの情熱を持った選手がいることは分かっている。今度はその力を発揮するときだ」
元イングランド代表のギャリー・リネカー(Gary Lineker)氏は、「イングランドの新監督にサム・アラダイス。幸運を祈る。手に負えないなどといわれているが、そうではないことをビッグサム(アラダイス氏の愛称)に証明してもらいたい」とツイッター(Twitter)に投稿し、新指揮官に期待を寄せた。
一方で、サポーターからはさまざまな反応が寄せられた。
英紙ガーディアン(Guardian)の読者は、「ワオ、ただただワオだ。FAは一体何から降格しないようにするのを目指してるのだろう」と、アラダイス氏が主に残留争いに巻き込まれるクラブで指揮を執っていたことを、皮肉っぽく指摘した。
一方で違うサポーターは、これまで指揮してきた選手のレベルからすればアラダイス氏は上々の成績を収めていると考えを明らかにした。
「アラダイスは、ボルトン・ワンダラーズ(Bolton Wanderers)やブラックバーン・ローバーズ(Blackburn Rovers)、サンダーランド(Sunderland AFC)で、選手の単なる寄せ集めではない、実力以上のチームを生み出せる力があることを証明している」
しかしながら、かつてアラダイス氏が率いたこともあるニューカッスル(Newcastle United)のサポーターは、今回の指名に激怒し、イングランドのファンをやめるとまで言い放った
「今回のW杯予選ではスコットランドを応援するつもりだ」
(c)AFP