【7月15日 AFP】米ミシガン(Michigan)州の裁判所は14日、大学のアメリカンフットボールチームに所属する学生にレストランで暴行したとされる、リオデジャネイロ五輪男子バスケットボール米国代表のドレイモンド・グリーン(Draymond Green)被告の公判前協議を、前倒しで実施することを明かした。

ミシガン州イーストランシング(East Lansing)の地裁は、ウェブサイトで文書を公表し、米プロバスケットボール協会(NBA)のゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)でプレーするグリーン被告の公判前協議を、リオ五輪開幕直前の8月4日から7月21日に前倒しすると発表している。


地元の報道によると、グリーン被告の弁護士がこの件で注目されることが同選手の五輪でのパフォーマンスに影響すると主張したことにより、公判前協議が前倒しされることになったと報じている。代表チームのスケジュールにより、グリーン被告は裁判所や弁護士と絶えず連絡を取るのが難しいとされていた。

グリーン被告は10日の早朝、イーストランシングのレストランで男性と口論となり逮捕されていた。

13日の警察の発表によると、ミシガン州立大学(Michigan State University)のアメリカンフットボールチームに所属するジャーメイン・エドモンドソン(Jermaine Edmondson)さんは、グリーン被告から殴られたと主張したという。これによりグリーン被告は酩酊(めいてい)状態で勾留され、エドモンドソンさんに対して謝罪をしようとしていたという。同大学出身のグリーン被告は、翌11日に軽度の暴行罪で起訴されている。(c)AFP