【7月14日 AFP】米アリゾナ(Arizona)州の州都フェニックス(Phoenix)周辺で今年に入って銃撃事件が相次ぎ、これまでに7人が死亡している。地元警察当局は12日、同一人物による犯行との見方を示し、情報提供を呼び掛けた。

 最初の銃撃事件が起きたのは3月で、路上を歩いていた少年(16)が何者かに撃たれて負傷した。以降、同様の銃撃事件が続発し、6月12日までに7人が死亡、複数の負傷者が出ている。死者の大半は夜間に屋外で撃たれている。

 フェニックス市警によると、同市周辺では今年に入ってから類似事件が他にも起きており、やはり同一犯の可能性があるとみて捜査しているという。

 捜査本部ではこれまでに寄せられた目撃情報をもとに、白人またはヒスパニック系の20代の男の似顔絵を容疑者として公開。容疑者逮捕につながる情報に懸賞金3万ドル(約314万円)を懸けて、行方を追っている。(c)AFP