【7月13日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、アーセナル(Arsenal)のレジェンドで元フランス代表のティエリ・アンリ(Thierry Henry)氏が12日、古巣からのオファーを断り、メディアでの仕事に専念することが明らかになった。

 38歳のアンリ氏は、アーセナルの18歳以下のチームの指導者を打診されたが、アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督から年間400万ポンド(約5億5000万円)とされる英スカイ・スポーツ(Sky Sports)との契約を打ち切らなければならないと伝えられ、このオファーを断ったとされている。ベンゲル監督自身は現在、カタールのbeINスポーツ(beIN Sports)をはじめ、複数のメディアと契約を交わしている。

 1999年から2007年にかけて在籍したアーセナルで通算254試合に出場し、クラブ歴代最多の174得点を記録しているアンリ氏は、欧州サッカー連盟(UEFA)のA級ライセンスの取得のためアーセナルのユースチームで指導者経験を積んでいた。しかし、アンリ氏がライセンス取得を完了するためには、別のチームを探さなければならなくなった。

 アンリ氏は自身のツイッター(Twitter)で、「アーセナルでU18を指導するというチャンスをオファーしてくれた(ユースで総監督を務める)アンドリース・ヨンカー(Andries Jonker)氏に感謝したい。喜んでそれを受け入れるつもりだった」とコメントしている。

「しかし私はアーセン・ベンゲルの決定を尊重するし、(U18チームの)クワメ・アンパドゥ(Kwame Ampadu)監督、選手、クラブの全員に幸運が訪れることを願っている」

 アンリ氏がオファーされたポジションには、もう一人のレジェンドで49歳のトニー・アダムス(Tony Adams)氏が就くこととなる。アシスタントコーチは、現役時代にアダム氏とセンターバックでコンビを組んだスティーブ・ボールド(Steve Bould)氏が務めており、16歳以下のチームは同じく元選手のフレドリク・リュングベリ(Fredrik Ljungberg)氏が指導している。(c)AFP