【7月10日 AFP】スーパーラグビー(Super Rugby 2016)は9日、第16節の試合が行われ、サンウルブズ(Sunwolves)は3-50でブルズ(Blue Bulls、南アフリカ)に大敗し、今季14試合で12敗目を喫した。

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 スーパーラグビー参戦1年目のサンウルブズは、判断の悪さと冷静さに欠け、シーズンを通して問題とされてきたミスタックルも多く、ブルズに合計7トライを許すと、得点も田村優(Yu Tamura)のペナルティーゴールのみに終わった。

 スプリングボクス(Springboks、南アフリカ代表の愛称)の元ヘッドコーチ(HC)で、現在はテレビ解説者を務めるニック・マレット(Nick Mallett)氏は、サンウルブズについて「前半の守備はひどかった」とコメントし、「現在の彼らは世界最高峰のスーパーラグビーで戦うレベルにない」と語った。

 サンウルブズは、マーク・ハメット(Mark Hammett)HCが今季限りで退任することが決定している。ハメットHCは退任後、同じスーパーラグビーのオタゴ・ハイランダーズ(Otago Highlanders)でアシスタントコーチを務めることが決まっている。

 サンウルブズは次節が今季最終戦となり、敵地でシャークス(Sharks、南アフリカ)と対戦する。(c)AFP