【7月9日 AFP】米大リーグ(MLB)のピッツバーグ・パイレーツ(Pittsburgh Pirates)に所属する韓国出身の姜正浩(Jung-Ho Kang、カン・ジョンホ)内野手は8日、チームと一緒に遠征先からホームタウンのピッツバーグ(Pittsburgh)に戻った際、性的暴行疑惑でシカゴ(Chicago)警察が捜査しているとの報道に関する質問にノーコメントを貫いた。

 姜はパイレーツ対シカゴ・カブス(Chicago Cubs)戦の準備中、通訳を介して「今はただ野球のことだけを考えている。申し訳ないが、捜査に関する問題は現時点では何も言えない」と報道陣に語った。

 現地紙シカゴ・トリビューン(Chicago Tribune)は5日、23歳の女性がシカゴのホテルの一室で先月、姜に性的暴行を受けたとする被害届を出したことを受け、シカゴ警察が姜を捜査していると報じていた。

 同紙によると、事件が起きたとされるのはパイレーツがカブスと敵地で対戦した6月17日。姜は現時点で告訴されておらず、チームには帯同しているが、8日の出場メンバーからは外れた。

「これまで毎日やってきたのと同じことをしている。同じ仕事、同じ過程だ」と姜は述べた。(c)AFP