【7月8日 AFP】ツール・ド・フランス(2016 Tour de France)は7日、第6ステージ(アルパジョン・シュル・セールからモントーバン、190.5キロメートル)が行われ、ディメンションデータ(Dimension Data)のマーク・カヴェンディッシュ(Mark Cavendish、英国)が大会通算29度目のステージ制覇を飾った。

 今大会3勝目を挙げたカヴェンディッシュは、エディ・メルクス(Eddy Merckx)氏の持つ、かつては更新不可と目された通算34勝に次いでステージ優勝数を歴代単独2位に伸ばし、ツールの偉人に一歩近づいた。

 カヴェンディッシュは、ゴール前で爆発的なスプリントを披露してエティックス・クイックステップ(Etixx-Quick Step)のマルセル・キッテル(Marcel Kittel、ドイツ)をかわすと、そのままフィニッシュを迎えた。

 マン島ミサイル(Manx Missile)のニックネームを持つカヴェンディッシュは、2日に行われた第1ステージでもキッテルを抑え込んでいた。3位にはフォルテュネオ・ヴィタルコンセプト(Fortuneo-Vital Concept)のダニエル・マクレイ(Daniel McLay、英国)が入り、カヴェンディッシュがその素晴らしい現役生活にいつ終止符を打っても、英国のスプリンターには明るい未来があることを示した。

 BMCレーシングチーム(BMC Racing Team)のフレフ・ヴァンアフェルマート(Greg Van Avermaet、ベルギー)が総合首位のマイヨ・ジョーヌ(イエロージャージー)を守り抜き、総合2位につけるエティックス・クイックステップのジュリアン・アラフィリップ(Julian Alaphilippe、フランス)との5分11秒差を守った。

 しかし両選手がそのポジションを守ることになる第7ステージでは、今大会初めてとなる大きなコル・ダスパン(Col d'Aspin)の峠が待ち受ける。

 ヴァンアフェルマートは「明日マイヨ・ジョーヌを守るのは大変だろう。でも挑戦するよ。マイヨ・ジョーヌを着ているのではれば、毎秒それをかけた走りをしなければならないからね」と語っている。

 モビスター・チーム(Movistar Team)のアレハンドロ・バルベルデ(Alejandro Valverde、スペイン)が、5分13秒差の3位と首位浮上に向けて好位置につけているが、チームメートのナイロ・キンタナ(Nairo Quintana、コロンビア)やチームスカイ(Team Sky)クリス・フルーム(Chris Froome、英国)らも追い上げを目指している。両選手はバルベルデからわずか4秒差につけている。(c)AFP