【7月7日 AFP】宇宙航空研究開発機構(JAXA)の大西卓哉(Takuya Onishi)宇宙飛行士ら3人を乗せたロシアの新型宇宙船「ソユーズ(Soyuz)MS-01」が、グリニッジ標準時(GMT)7日午前1時36分(日本時間午前10時36分)、カザフスタンにある露バイコヌール宇宙基地(Baikonur Cosmodrome)から国際宇宙ステーション(ISS)へ向けて打ち上げられた。

 搭乗者は大西さんのほか、ロシア宇宙庁(Roscosmos)のアナトーリ・イバニシン(Anatoly Ivanishin)宇宙飛行士と米航空宇宙局(NASA)のケイト・ルビンズ(Kate Rubins)宇宙飛行士。3人はISSに約4か月滞在し、地球へは10月に帰還する予定だ。

 大西さんは民間航空機のパイロット出身で、宇宙に行く日本人としては11人目となる。NASAのライブ中継では、大西さんとイバニシン飛行士が打ち上げ成功を祝って拳をぶつけ合う様子が映された。今回の打ち上げは、新型ソユーズのソフトウエア試験のため2週間延期されていた。(c)AFP/Vasily MAXIMOV