【7月5日 AFP】ニュージーランドで先週、圧縮梱包された段ボールに交じり、バラバラになって押しつぶされた男性の遺体が発見された。男性は野宿生活を送っており、寝ていた時にリサイクル品の収集車に乗せられてしまったのではないかとみられている。

 警察によると、先月30日、ニュージーランド北島(North Island)ハミルトン(Hamilton)の段ボール加工工場で、ダニエル・ビンドナー(Daniel Bindner)さん(40)の遺体が発見された。

 ビンドナーさんは、ハミルトンから約30キロ離れたテアワムツ(Te Awamutu)在住で3人の子どもがいるが、家族とは疎遠になっており、亡くなる前の数日間は野宿をしていたとみられている。最後に姿が見かけられたのは6月21日だった。

 捜査を担当する刑事は「現時点では、ビンドナー氏はテアワムツのエリアからリサイクル収集用のトラックでハミルトンの加工工場に運ばれたと思われる」と話す一方、死因はまだ確定しておらず捜査を継続すると述べた。(c)AFP