【7月4日 AFP】リオデジャネイロ五輪の陸上米国代表選考会が3日、オレゴン(Oregon)州ユージーン(Eugene)で行われ、男子100メートルではジャスティン・ガトリン(Justin Gatlin)が9秒80で優勝を飾り、代表に内定した。

 今季最高記録を出したガトリンに次いで、若手のトレイボン・ブロメル(Trayvon Bromell)が9秒84で2位、マービン・ブレーシー(Marvin Bracy)が9秒98で3位に入った。

 この勝利で34歳のガトリンは、ロンドン五輪金メダリストのウサイン・ボルト(Usain Bolt、ジャマイカ)にとって、リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)での最大の脅威としての名乗りを上げた。

 レース後にガトリンは、「リオに向かう船に乗る切符を手にするために頑張った。家族はもう切符を持っていたから、自分の切符に穴を開けるためのプレッシャーがかかっていた」と喜んだ。

 負傷したボルトに対してのメッセージを求められると、ガトリンは笑顔を見せながら親指を立てた。

「君たち(メディア)がどうやって表示するのかは知らないけど、あれを載せといてよ。エモジの親指をさ」

 ガトリンは代表選考会の200メートル以外では、五輪を前にレースに出場することはないと付け加えている。

 一方、女子400メートルではアリソン・フェリックス(Allyson Felix)がホームストレートで他の選手を抜き去り、こちらも今季世界最高となる49秒68で優勝を飾った。

 五輪では史上3人目となる200メートルと400メートルの2冠という夢を追い掛けるフェリックスだが、4月の練習中に足首を負傷していた。

 最終コーナーの出口で5番手につけていたフェリックスだったが、ギアを入れ替えてライバルを置き去った。

 フェリックスは、「言葉になんかできません。2か月前は歩くこともできなかったのに、ここに来て、それでもすべてがうまくいったので、何が起きたのか理解できていません。ただ、分かっているのは、一緒に戦ってくれた素晴らしいチームがいてくれたということです」と語った。(c)AFP