■チームメート同士の接触にヴォルフ氏「とても不愉快」

 ハミルトンはロズベルグと接触した場面について振り返り、「ニコはターン1でミスを犯し、僕はターン2でチャンスが訪れた。彼の内側に大きなスペースを残したけれど、彼はそのまま僕の内側に入って来た。彼はブレーキに問題を抱えていたんだ」と語っている。

 対するロズベルグは「勝利を逃して落胆している。リードして最終ラップを迎えたのに、本当につらい」とコメント。そしてハミルトンを批判しながらも、スチュワードが下した裁定には従う姿勢をみせた。

「コーナーに深く入っていったけれど、それは問題ない。僕は内側にいたからその権利があった。だけどルイスがターンインして接触が起こり、本当に驚いたよ」

「僕らはトップを争っていた。さらにブレーキに問題を抱えていたんだ。それでタイヤの状態が悪化し、ルイスにチャンスを与えてしまった」

「それでも僕はリードを守れると確信していた。内側にいたのは僕だし、強いポジションにいたわけだからね。だけど本当につらい。このスポーツでは時として信じられないことが起きる」

 ハミルトンとロズベルグが起こした新たな問題について、チーム責任者を務めるトト・ヴォルフ(Toto Wolff)氏は「本当にばかげている」とコメントし、怒りをあらわにしている。

 ヴォルフ氏は「話す必要はない。われわれはブレーキが限界を迎えていた。最後の直線ではニコのブレーキ・バイ・ワイヤに不具合が起きていたが、彼は自分の位置を守ろうと懸命に走っていた。ただ2人が接触する場面を目撃するのはとても不愉快だ」と語った。(c)AFP