【7月3日 AFP】第2次世界大戦(World War II)中のナチス・ドイツ時代のホロコースト(Holocaust、ユダヤ人大量虐殺)の生存者でノーベル平和賞を受賞した作家のエリー・ウィーゼル(Elie Wiesel)氏が死去した。イスラエル政府のホロコースト追悼記念館「ヤド・バシェム(Yad Vashem)」が2日、発表した。

 同記念館の広報担当者がAFPに同氏の死去を確認したが、詳細は明らかにしなかった。同氏は87歳と報じられ、米国に住んでいた。

 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相はウィーゼル氏の訃報を受けて「イスラエル国家とユダヤ人はエリー・ウィーゼルの死去を深く悼む」とする声明を発表した。「ことばの達人エリーは、ユニークな人格と魅惑的な著作で、残虐性と悪に対する人間の精神の勝利を表現した」

「ホロコーストの暗黒の中で、われわれの兄弟姉妹600万人が死に絶えたその中で、エリー・ウィーゼルは灯台の光となり、人間の善を信じる人道の模範であった」

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