【6月30日 AFP】リオデジャネイロ五輪の男子サッカーに臨むブラジル代表のロジェリオ・ミカーレ(Rogerio Micale)監督は29日、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)ら代表選手18人を発表した。

 W杯ブラジル大会(2014 World Cup)準決勝でドイツに1-7と大敗を喫してから2年。若きブラジル代表は、5度の銀メダル、2度の銅メダルというコレクションに金メダルを加えようとしている。

 オーバーエージ(OA)枠ではFCバルセロナ(FC Barcelona)のネイマールの他、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のドウグラス・コスタ(Douglas Costa)と37歳のGKフェルナンド・プラス(Fernando Prass)が名を連ねている。

 プラスはこれが代表初選出となっており、ミカーレ監督はパルメイラス(Palmeiras)で主将を務め「素晴らしいシーズンを送った」同選手の「リーダーシップ」を称賛している。

 ネイマールは、ブラジルがグループリーグで敗退となったコパ・アメリカ・センテナリオ(Copa America Centenario USA 2016)への出場を見送ることで、バルセロナ側からリオ五輪の出場を許可された。

 会見でミカーレ監督は、「ネイマールは異色で、世界屈指の選手。どこの代表チームも彼のような選手を欲しがるだろう。彼はチームにとって大きな存在となるはずだ。若い選手を助けてもらいたい」とコメントした。

 ブラジルは本大会のグループリーグで南アフリカ、イラク、デンマークと対戦する。(c)AFP