【6月30日 AFP】サッカー欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)は7月3日、準々決勝でフランスとアイスランドが対戦する。

 フランスの競泳選手が、この試合で母国が格下相手に敗れた場合、アイスランドの周りを泳ぐと発言したことを受け、アイスランド代表のヘイミル・ハルグリムソン(Heimir Hallgrimsson)共同監督は、底冷えすることになるかもしれないと語った。

 200メートル自由形の五輪金メダリストであるヤニック・アニエル(Yannick Agnel)はツイッター(Twitter)で、フランスがこの試合に敗れた場合、1周約2008キロのアイスランド本土の周りを泳ぐとジョークを飛ばした。

 決勝トーナメント1回戦でイングランドから番狂わせの勝利を挙げたアイスランドは、準決勝進出を懸けて開催国に挑む。アイスランドが再び金星を挙げた場合、アニエルは寒さのなか遠泳に出ることになる。

 ラルス・ラガーベック(Lars Lagerback)氏とともに指揮官を務める歯医者のハルグリムソン氏は、アニエルの約束について問われると、笑うだけだった。

 指揮官は「おすすめはしないが、可能ではある。とはいえ、良い天気の日の選ぶべきだね」と素っ気なく語った。

 北大西洋(North Atlantic)に浮かぶ島国は欧州選手権で盛り上がりを見せており、人口約33万人のうちの10パーセントがフランスを訪れている。

 来月3日の試合が行われるパリ(Paris)近郊のスタッド・ド・フランス(Stade de France)へ向かうアイスランドのサポーターの数が増えていることを受け、いくつかのメディアは「バイキングの侵略は続く」と見出しを打った。バイキングたちが最後に現在の首都パリ周辺を包囲したのは、西暦885年~886年ごろとなっている。

 ハルグリムソン監督は仏人リポーターに対し、次回のパリへの侵略はより友好的なものになるだろうと語った。

「正直なところ、バイキングのパリ侵略についてはあまりよく知らない。もしかしたら彼らはスウェーデン人だったかもしれない」と、スウェーデン国籍のラガーベック共同監督を見つめてにやりと笑った。(c)AFP