【6月28日 AFP】競泳のリオデジャネイロ五輪米国代表選考会で、男子400メートル個人メドレーのロンドン五輪金メダリストのライアン・ロクテ(Ryan Lochte)を破ったチェイス・カリシュ(Chase Kalisz)は、金メダルを手にするために改善の余地があると語った。

 かつてこの種目を牛耳っていたマイケル・フェルプス(Michael Phelps)とともにトレーニングを積んでいる22歳のカリシュは、自身初の五輪切符を手にした。カリシュに次いで2位にジェイ・リザーランド(Jay Litherland)が入りリオ五輪行きを決めた一方、ロクテは3位に終わりこの種目で五輪連覇は無くなった。

 カリシュは、萩野公介(Kosuke Hagino)が出した今季世界最速記録に次ぐ4分9秒54で優勝を飾っている。

 4分9秒22の自己ベストを持つカリシュは、萩野と瀬戸大也(Daiya Seto)を抑えてリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)の表彰台の一番上に立つには、より良い泳ぎをしなければならないと語った。

「この二人はすごい。彼らと戦えるようになるためには、今の泳ぎを向上させなくてはいけない。彼らは確実に世界の2強で、本命だ」

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