錦織、苦戦続くウィンブルドンで目指すは自己最高成績
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【6月26日 AFP】男子テニスの錦織圭(Kei Nishikori)は25日、体調は100パーセント万全ではないとしたものの、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2016)で期待される好結果に目標を定めた。
錦織は腹斜筋を痛めて、先週行われたウィンブルドン前哨戦のゲリー・ウェバー・オープン(Gerry Weber Open 2016)の2回戦を棄権。しかし、23日に行われたエキシビションマッチでリシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)との試合を制し、ウィンブルドンを欠場するのではないかという臆測を鎮めた。
完璧な状態ではないとする錦織だが、初戦で対戦するビッグサーバーのサム・グロス(Sam Groth、オーストラリア)との一戦で、自身の実力を十分に発揮できる状態には近づいていると考えている。
記者会見で錦織は、「良い感じです。けがをしてから1週間たっているので、大丈夫だと思います。この数日は本当にしっかりと練習を積むことができています。一昨日にはガスケと2セット戦ってますし、月曜日(27日)は大丈夫だと思います。まだ100パーセントではないですが、100パーセントに近いです。まだ中1日あるので大丈夫です」と語った。
これまで、オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(All England Lawn Tennis and Croquet Club、AELTC)では芳しくない結果が続いている錦織は、少なくとも準々決勝には進出すると心に決めている。
第5シードの錦織は、昨年のウィンブルドンは負傷により2回戦で棄権に終わっており、四大大会(グランドスラム)では唯一8強入りを果たすことができていない。
グラス(芝)コートではまだ実力を発揮しきれていない錦織は、ウィンブルドンの歴史と伝統への敬意を胸に、過去7度の挑戦で乗り越えることのできなかった16強の壁を打ち破らんとしている。
錦織は、「芝は好きです。最高のテニスはできていませんけど。グラスコートのシーズンでは結果が出ていないので、準々決勝や準決勝がいつも自分の目標になっています。いつもけがをしてしまうんです」と語った。
「去年は(ゲリー・ウェバー・オープンが行われる)ハレ(Halle)でけがをしてプレーできず、2回戦で棄権しました。少しだけついてないんです。ウィンブルドンは長い歴史があって、自分が最初に知ったグランドスラムの大会だったと思います。ここに来ると特別なものを感じます。唯一、ここで成績を残すことができていなくて。もし、もっとここで勝てることができれば、もっと好きになると思います」
(c)AFP/Steven GRIFFITHS