「リオは世界で最も安全な街になる」、五輪組織委が自信
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【6月25日 AFP】リオデジャネイロ五輪開幕を約6週間後に控え、大会組織委の広報を務めるマリオ・アンドラーダ(Mario Andrada)氏は、リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)は「世界で最も安全な街」になると訴えている。
8月5日から21日にかけて開催されるリオ五輪では、安全面での懸念が広がっている。特に今月に入ってからリオでは強盗事件が続いており、わずか数日前には豪パラリンピック代表でセーリングと車いすバスケットボールの選手であるリーズル・テシュ(Liesl Tesch)が2人目の被害者となっている。
しかし、アンドラーダ氏は世界最大のスポーツイベントが問題なく行われることに絶対の自信をみせており、「五輪の警備態勢は国家の問題である」とすると、「リオだけでなく、ブラジル全土で選手、観光客、メディア、そして関係者を保護することになる」と強調した。
「われわれは、2014年にサッカーW杯(2014 World Cup)を経験している。12か所のスタジアムで行われた世界最大のサッカー大会では、大きな問題は起きなかった。W杯で培った国の警備態勢、経験、そしてテクノロジーによって、大会期間中のリオは世界で最も安全な街になることは確実である」
(c)AFP