【6月24日 AFP】サッカー元アルゼンチン代表のレジェンド、ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏が、現在米国で開催中のコパ・アメリカ・センテナリオ(Copa America Centenario USA 2016)で決勝に進出した同国代表チームに対し、優勝を逃せば帰国しなくて結構だと語った。

 永遠に語り継がれるであろう2つのゴールを決めた1986年W杯メキシコ大会のイングランド戦から30周年を記念し、アルゼンチン国内のテレビ局C5Nのインタビューに応じたマラドーナ氏は、コパ・アメリカの優勝予想を聞かれ、「もちろん、決勝ではわれわれが勝つだろう。優勝できなければ、彼らは帰ってくるべきではないだろうね」とコメントした。

 スーパースターのリオネル・メッシ(Lionel Messi)を擁するアルゼンチンは、21日に行われた準決勝で開催国の米国に4-0で快勝し、26日の決勝に駒を進めている。

 アルゼンチンの決勝の相手は、22日の試合でコロンビアに2-0で勝利した王者チリに決定。両チームは前回大会の決勝でも対戦しており、そのときはチリがタイトルを獲得しているが、今大会のグループリーグではアルゼンチンが2-1で勝利している。(c)AFP