【6月23日 AFP】男子テニスの世界ランキング9位につけるトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)が、リオデジャネイロ五輪の出場を辞退する可能性もあることを認めた。やはり気になっているのはジカ熱だという。

 リオ五輪については、すでに男子ゴルフのスーパースター、ロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)がジカ熱を不安視して五輪出場を辞退すると発表しているが、ベルディハもその後に続く可能性があるという。

 ベルディハは「五輪は今も私の予定に、そして計画に入っている。しかし、ジカ熱のことが頭にあるのも間違いない。しっかり状況を注視して、検討しなくてはならない」と話した。

「とにかく、今後どうなっていくかを見守っていく必要があるし、その上で(開幕が近づいたら)自分にとって最善の決断を下したい」

 リオ五輪の男子テニスではすでに米国のジョン・イズナー(John Isner)、オーストリアのドミニク・ティエム(Dominic Thiem)、オーストラリアのバーナード・トミック(Bernard Tomic)とニック・キリオス(Nick Kyrgios)、スペインのフェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez)ら、数々の有力選手が不出場を選択する事態に陥っている。(c)AFP