【6月22日 AFP】サッカー欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)は21日、グループDの試合が行われ、スペインは試合終了間際に決勝点を許して1-2で敗れ、グループ首位通過を逃した。

 この結果、27日に行われる決勝トーナメント1回戦では、イタリア対スペインという前回大会決勝の顔合わせが実現することとなった。クロアチアは25日に、3位通過のチームの一つと対戦する。

 アルバロ・モラタ(Alvaro Morata)の得点で序盤に幸先よく先制したスペインだったが、ルカ・モドリッチ(Luka Modric)を負傷で欠くクロアチアもそこから盛り返し、ニコラ・カリニッチ(Nikola Kalinic)のゴールで同点に追いついて前半を終えた。

 後半27分にスペインはPKを得たものの、セルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)のキックはGKダニエル・スバシッチ(Danijel Subasic)のセーブに遭って勝ち越すことはできず、迎えた同42分、クロアチアのイヴァン・ペリシッチ(Ivan Perisic)にニアサイドを破る決勝ゴールを許した。

 無敗記録が14試合で止まったスペインは、決勝トーナメントを勝ち上がっていったとしても、準々決勝で世界王者のドイツ、準決勝で開催国フランスと対戦する可能性がある。

 ラモスは「これで強豪国とダンスを踊らなくちゃならなくなったけど、王者を目指すなら全部倒す必要がある」と話し、過ちから学ぶと誓った。

 チームを率いるビセンテ・デル・ボスケ(Vicente del Bosque)監督は、好調イタリアとの早い段階での対戦は避けたかったとの本音をのぞかせた。

「理想的ではない。1位で終えられた可能性もあったのだから。立て直しが必要だ。気持ちを切り替えて、状況を好転させる」

 グループのもう1試合では、トルコが2-0でチェコを下して16強入りにかすかな望みをつないだ。ブラク・ユルマズ(Burak Yilmaz)とオザン・トゥファン(Ozan Tufan)が前後半にそれぞれ得点した。

 一方のチェコは、以前の欧州選手権でも苦杯をなめたトルコの手で、グループリーグ敗退に追いやられた。(c)AFP