【6月20日 AFP】サッカー欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)は19日、グループAの試合が行われ、すでに決勝トーナメント進出を果たしている開催国フランスは、スイスとスコアレスドローに終わり、グループ首位通過を決めた。また、スイスも同国史上初となる大会ベスト16入りを果たしている。

 一方、アルバニアは1-0でルーマニアを破り、主要国際大会で歴史的初勝利を収めた。アルマンド・サディク(Armando Sadiku)が決勝点を挙げたアルバニアは、この勝利でグループ3位に入ったが、決勝トーナメント進出はほかのグループの結果次第となるため、これから数日は落ち着かない日々が続くことになる。

 フランスのディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督は試合後、「われわれにはチャンスがあったし、バーに直撃する場面が2度もあった。首位の座を守れたので、この試合の任務は達成できた」と語った。

 グループ首位通過のフランスは、決勝トーナメント1回戦でグループC/D/Eのいずれかの3位チームと対戦することになる。デシャンは「来週の日曜日からまた新しい戦いが始まる。それまで日程が空くことになるが、その期間は次の試合に備える時間として活用する」とコメントした。

 グループ2位通過のスイスは、25日の試合でグループCのドイツ、ポーランド、北アイルランドのいずれかと対戦する。スイスのヴラディミル・ペトコヴィッチ(Vladimir Petkovic)監督は、「われわれは対戦相手が決まるのを待つことになるが、どこが相手でも準備はできているし、改善する時間もある」と語った。