【6月19日 AFP】(更新)コパ・アメリカ・センテナリオ(Copa America Centenario USA 2016)は18日、準々決勝の試合が行われ、アルゼンチンはリオネル・メッシ(Lionel Messi)の代表戦通算最多得点記録に並ぶゴールなどで、4-1とベネズエラに快勝して4強入りを決めた。

 メッシは後半15分に今大会4得点目を決め、ガブリエル・バティストゥータ(Gabriel Batistuta)氏が長年保持していた代表通算最多得点記録の54ゴールに並んだ。

 メッシはそのほかに、2ゴールを決めたゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)の先制点、交代出場のエリク・ラメラ(Erik Lamela)が後半に決めたゴールもアシスト。アルゼンチンは21日にヒューストン(Houston)で行われる米国との準決勝へ駒を進めた。

 それでもメッシは、節目の数字にそれほど感慨はないらしく、「意味を考えればうれしいし、『バティゴル(バティストゥータ氏の現役時代の愛称)』に並べたのはよかったけど、今日何よりも大事なのは結果だ」とコメントした。

 2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)、2015年のコパ・アメリカ(2015 Copa America)ともに準優勝で涙を呑んだメッシは、アルゼンチンを23年ぶりとなる主要国際大会の優勝へ導くことに強い意欲を燃やしている。

「みんなときどき、僕らが2度決勝に勝ち進んだことを軽視して、負けた事実ばかり注目しているように見えるけど、僕ら選手にとっては、大きな大会でまた準決勝に戻れたのはすごい成果だ」

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