【6月17日 AFP】オーストリアのカヌー選手、ビクトリア・シュワルツ(Viktoria Schwarz)が夢中歩行(夢遊病)でバルコニーから転落し、複数か所を骨折した。16日、同国メディアが報じた。同選手はこの事故により、今月行われる欧州選手権の出場を逃すことになった。

 2011年のスプリント世界選手権で金メダルを獲得したものの、リオデジャネイロ五輪出場を逃していたシュワルツは、約7メートル転落し、左肩や鼻、かかとを骨折した。

 30歳のシュワルツは地元のウェブサイトsportnet.atに対し、「私には守護天使100人がついていた」とコメントしている。(c)AFP