大型移籍を勝ち取るのは誰?EURO開幕節で印象残した5選手
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【6月15日 AFP】世界中のサッカー関係者の注目が集まる欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)では、大陸中の選手たちに、大型移籍を勝ち取るチャンスがある。
ここでは、大会の開幕節で印象を残し、この夏の移籍市場で注目を浴びそうな5選手を取り上げる。
■ディミトリ・パイェ(Dimitri Payet)/ウェストハム(West Ham)
フランス代表のルーマニアとの開幕戦で、試合終了1分前に劇的な決勝の弾丸ミドルを決めたパイェは、すでにウェストハムで見事なプレミアデビューシーズンを飾っており、欧州中の有力クラブから注目を集めている。
実際、パイェが大会開幕戦で素晴らしいプレーを披露したことで、ウェストハムはツイッター(Twitter)に「君がわれわれの一員であることが誇らしくてならないよ、ディミ #パイェを取ったのはわれわれ」というつぶやきを投稿して、食指を伸ばす他クラブをけん制している。
2015年夏、わずか1500万ユーロ(約18億円)でオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)からウェストハムへ移籍した技巧派の司令塔だが、その価値はすでに4倍以上になっているとも言われている。
■アルカディウシュ・ミリク(Arkadiusz Milik)/アヤックス(Ajax)
ポーランド代表のミリクは、チーム初戦となる北アイルランド戦でこの試合唯一の得点を決め、チームを勝利へ導いた。
代表では、エースストライカーのロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)の陰に隠れているミリクだが、アヤックスでは今季24得点を挙げており、ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)、ルイス・スアレス(Luis Suarez)の系譜に連なる選手との評価を得ている。
16日の強豪ドイツ戦でまたしても結果を残せば、資金力豊富なプレミアリーグの各クラブが、ミリクを最大の補強ターゲットに据える可能性がある。
■ヨナス・ヘクトル(Jonas Hector)/ケルン(1. FC Cologne)
ドイツ代表の左サイドを精力的に上下動するヘクトルには、アンフィールド(Anfield)で革命を起こそうとしているリバプール(Liverpool FC)のユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督が、すでに興味を示している。
ヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督が率いたここ10年のドイツ代表で、泣き所となっていた左SBだが、ヘクトルは12日のウクライナ戦が主要国際大会デビューだったにもかかわらず、堂々としたプレーを見せてレギュラー確保に近づいている。
■グラツィアーノ・ペッレ(Graziano Pelle)/サウサンプトン(Southampton FC)
2012年、母国イタリアを離れ、オランダのフェイエノールト(Feyenoord)へ移籍した際はさほど名を知られた存在ではなかったペッレだが、前評判の高かったベルギーを相手に貴重な追加点を挙げ、イタリア代表の英雄になった。
プレミアリーグのサウサンプトンでは、ここ2シーズンで合計30ゴールを挙げており、30歳で迎える今回の欧州選手権が、イタリアのビッグクラブ、あるいはプレミアの上位クラブへの最後のステップアップのきっかけになるかもしれない。
■ハル・ロブソン・カヌ(Hal Robson-Kanu)/所属なし
今大会の開幕節で、おそらく最も重要なゴールを決めたのが、ウェールズ代表のハル・ロブソン・カヌだろう。現在所属クラブがない状況ながら、ロブソン・カヌは11日の試合でチームを大会初勝利に導く決勝ゴールを決めた。
数週間前、イングランド・チャンピオンシップ(2部)のレディング(Reading FC)から契約非更新を言い渡されたばかりのロブソン・カヌだが、彼の代表3ゴール目は、ギャレス・ベイル(Gareth Bale)やアーロン・ラムジー(Aaron Ramsey)といったスター選手の存在がかすむだけのインパクトがあった。(c)AFP/Kieran CANNING