【6月15日 AFP】英国ロンドン(London)のテート・モダン(Tate Modern)美術館が今週、新館である「スイッチ・ハウス(Switch House)」をオープンする。

 2000年のオープン以来、年間500万人もの来場者を集めていたテート・モダンだが、当初の予想以上の来場者の混雑緩和と展示スペースの拡張のために増築工事を進めていた。

 発電所を改築した本館とも調和した、ピラミッドが崩れたようなれんが造りの外観はスイスの建築家「ヘルツォーク&ド・ムーロン(Herzog & de Meuron)」がデザインを担当し、費用は2億6000万ポンド(約390億円)になるという。

「スイッチ・ハウス」により展示スペースは60パーセントほど拡張し、これまでの展示物に加えて800点もの作品を展示できるようになるという。(c)AFP