【6月14日 AFP】フランスの首都パリ(Paris)近郊マニャンビル(Magnanville)で13日に警察官とそのパートナーを襲撃して殺害したとみられる容疑者が、2013年にパキスタンにつながりを持つイスラム過激派組織に参加した罪で有罪判決を受けていたことが分かった。情報筋が14日、明らかにした。

 事件発生から数時間後、現場に突入した警官隊によって射殺されたラロッシ・アバラ(Larossi Abballa)容疑者(25)は、情報筋によると、裁判で「テロの計画を目的とした犯罪に関わった」として禁錮3年、執行猶予6月を言い渡されていた。

 捜査関係筋は、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に忠誠を誓う男が13日夜にマニャンビルにある警官の自宅で警官と女性のパートナーを殺害したことを明らかにしていた。(c)AFP